土と庭木のある庭は環境改善の第一歩?

土と庭木のある庭は環境改善の第一歩?

前回は『緑地の環境効果』という題目でブログを更新したので今回は土について少し書いてみたいと思います。

以前は、都市化が進みヒートアイランド現象に対する環境対策として緑化が推奨されましたが、地球的規模で温暖化が加速している現在は、世界各国で「脱炭素」が叫ばれています。

そのせいもあるのか緑化に対する盛り上がりは以前ほど感じられなくなりました。

ガーデニングブームの頃の一戸建ては狭くても庭付きだったのが、今は駐車スペース2台確保で庭無しOKの物件が多く見受けられるようになりました。

庭木があると最初はいいが後々維持管理が大変になるだけ、等々…敬遠される要因はいろいろとあるようです。

人々が生活する環境に「植物と土」は必要なものであり、また大切なものでもあります。

特に「土」は、雨をしみ込ませ吸収する事で有機物を分解し微生物を繁殖させ植物の栄養源を施し成長を促し自然環境を循環させる大事な役割を担っています。

土は湿度を調整し樹木を通して空気の流れにも関わってきます。

庭が醸し出す自然の冷涼感を感じる事が、今の世界の環境改善の第一歩のひとつになるのかもしれませんね。

画像
切り戻したラベンダーにまた花が咲きました。
昨年植えた小さなポット苗のラベンダーが大きな株に成長しました。